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バロンドール [フランス語]

2010年のバロンドール、
ワールドカップがあったので、スペイン人に行くかと思ったらメッシでしたね。
2年連続だし、いや、さすがです。
メッシのお母さんが会場に来てたんですが
(誇らしいでしょうねー。息子がバロンドールだなんて!)、
もんのすごぉくメッシに似ていました(メッシが似ているというべきか)。
一瞬、メッシが女装してるのかと目を疑いました(すみません)。
ま、女装してバロンドールを受け取るってのも、
面白いわけですが(ほんと、すみません。メッシは偉大なプレーヤーです)。

そもそもバロンドールという賞は、フランスの雑誌が作ったのでフランス語。
ballon d'or (黄金のボール)です。エリジオンしてますね。

フランス語では、小さいボール(プチロワによると、
テニス・卓球・野球などの空気でふくらまさないボール)は
balle(バル)。
それより大きいサッカーやラグビーのボールや風船、気球は、
ballon(バロン)と言うそうです。

英語のball と balloon とは、ちょっと違いますね。

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ちょっと話は、ずれますが、
フランスのリーグアンが世界有数のリーグに
なれないのはなんでなんでしょうね。
最強リーグは、プレミア(イングランド)かリーガ(スペイン)か。
あるいはセリエA(イタリア)かブンデスリーガ(ドイツ)か、という話は
よく聞きますが、そこにリーグアンは入ってこないんですよね。

確かFIFAの初代会長はフランス人だし、
ballon d'or だってフランスの雑誌が作ったものなのに、
もっと言えば、ワールドカップとユーロを連続して勝ったこともあるのに。
まぁ、去年のワールドカップはえらいことになりましたが…。

サッカーって、ヨーロッパの強い輸出品だと思うんですが、
そこに食い込めていないのは、もったいないような気がします。
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豊崎由美の世界遺産読書 [読書]

年明けから、BSで世界遺産関連の番組をやっていて
(と言うか、NHKは世界遺産が大好きなので年がら年中、
世界遺産関連の何かをやっている)、
その中で、豊崎由美が、世界遺産で読書? 世界遺産を読む?
世界遺産に出かける前に読む?・・・か、なんか忘れてしまいましたが、
とにかく世界遺産と読書をひっかけた番組で、
12作品を紹介していました。
自分のためにメモ♪

恋愛文学編
『ノートルダム・ド・パリ』 ビクトル・ユゴー
 子供のころ「ノートルダムのせむし男」っていう子ども向け翻案本を
 読んだんだけど、なーんかおどろおどろしいっていう覚えしかないんだよなー
 と、思っていたら、そんな私を見透かすように、
 「アニメや映画で分かったような気になってはいかん。オリジナルの
 ユゴーの筆力はすごい」(大意)と豊崎さんがおっしゃいました。
 なるほど。そうか。読みます。

ノートル=ダム・ド・パリ (ヴィクトル・ユゴー文学館)

ノートル=ダム・ド・パリ (ヴィクトル・ユゴー文学館)

  • 作者: ヴィクトル ユゴー
  • 出版社/メーカー: 潮出版社
  • 発売日: 2000/11
  • メディア: 単行本


『ベニスに死す』 トーマス・マン
 読みました。ヴェネツィアに行く前に。
 映画のせいで、本にもマーラーのアダージェットの印象がついてまわります。

トニオ・クレーゲル ヴェニスに死す (新潮文庫)

トニオ・クレーゲル ヴェニスに死す (新潮文庫)

  • 作者: トーマス・マン
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1967/09/27
  • メディア: 文庫



『存在の耐えられない軽さ』 ミラン・クンデラ
 映画は見たんだけどなぁ(しかもそんなに好きでもない)と思っていると、
 またもや豊崎様から「本には絶対に映像化できない部分がある」と。
 確かに。逆もありかもしれないけど、それは正しい。

存在の耐えられない軽さ (集英社文庫)

存在の耐えられない軽さ (集英社文庫)

  • 作者: ミラン・クンデラ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1998/11/20
  • メディア: 文庫



紀行文学
『倫敦塔』 夏目漱石
 「漱石には幻想文学の資質がある」と。さらに「坊っちゃん」について
 イギリスのコミックノベルを取り入れているとも(大意)。
 しかし、私、これはあんまり好きじゃないのです。すまんです。

倫敦塔・幻影の盾 (新潮文庫)

倫敦塔・幻影の盾 (新潮文庫)

  • 作者: 夏目 漱石
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1952/07
  • メディア: 文庫



『インド夜想曲』 アントニオ・タブッキ
 須賀敦子ブームにのって私も読みました。

インド夜想曲 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)

インド夜想曲 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)

  • 作者: アントニオ タブッキ
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 1993/10
  • メディア: 新書



『パタゴニア』 チャトウィン 
 チャトウィンの処女作にして傑作なんだとか。
 パタゴニアの普通の人々と自然について書かれているそう。
 知らなかった。読まなきゃ。しかもチャトウィンは、かっこいいらしい。

パタゴニア/老いぼれグリンゴ (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 2-8)

パタゴニア/老いぼれグリンゴ (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 2-8)

  • 作者: ブルース・チャトウィン
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2009/06/11
  • メディア: 単行本



歴史ロマン
『わたしの名は紅』 オルハン・パムク
 トルコの作家。たしかノーベル文学賞、とりましたよね。
 オスマントルコを舞台にしているそうで、こういうの好きなんですよね、私。
 これを読んでトルコに出かけたら、幸せだろうなぁ。

わたしの名は「紅」

わたしの名は「紅」

  • 作者: オルハン パムク
  • 出版社/メーカー: 藤原書店
  • 発売日: 2004/11
  • メディア: 単行本



『アラビアの夜の種族』 古川日出男
 これは私も読みました。まるでゲームの原作のようです。
 本のボリュームのわりにとても軽い印象。面白かった。

アラビアの夜の種族 (文芸シリーズ)

アラビアの夜の種族 (文芸シリーズ)

  • 作者: 古川 日出男
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2001/12
  • メディア: 単行本



『グールド魚類画帖』 リチャード・フラナガン
 人よりも魚に親愛を感じる男(さかなくんか?)。
 難しそうな感じがするなぁ。

グールド魚類画帖

グールド魚類画帖

  • 作者: リチャード・フラナガン
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 2005/06/25
  • メディア: 単行本



巨匠
『罪と罰』 ドストエフスキー
 はるか昔、学生のときに読んだですよ。
 読んだ直後は「まじめに生きな、あかんな」と思いました。

罪と罰〈1〉 (光文社古典新訳文庫)

罪と罰〈1〉 (光文社古典新訳文庫)

  • 作者: フョードル・ミハイロヴィチ ドストエフスキー
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2008/10/09
  • メディア: 文庫



『万里の長城』 カフカ
 うーむ。私が苦手とするカフカ。これは未完だそうです。
 食わず嫌いかも知れないし、読んでみるのもいいか?

ノート〈1〉万里の長城―カフカ・コレクション (白水uブックス)

ノート〈1〉万里の長城―カフカ・コレクション (白水uブックス)

  • 作者: フランツ カフカ
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 2006/09
  • メディア: 新書



『キリマンジャロの雪』 ヘミングウェイ
 映画は見たんですが(こういうの多いな、私)、本は読んでません。
 ちなみに映画はわりと面白かった。

キリマンジャロの雪 (角川文庫)

キリマンジャロの雪 (角川文庫)

  • 作者: ヘミングウェイ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1969/12
  • メディア: 文庫



さて、ヘミングウェイについて豊崎さんがちょっと寄り道。
「この人なんでも説明するんですよ。きっと読者を信頼してないんでしょうね」
あ、なんか辛くなってきた。
「ちなみに『誰がために鐘は鳴る』ってのは、世紀の駄作。
だいたいヘミングウェイは、心ある女性はみんな嫌いなんですよ。
行動する作家なんていって悦に入ってるのはおやじだけですよ」
もちろん、私も嫌いです(笑)。しかしヘミングウェイ好きおやじとおやじ予備軍は数々見てきた(笑)。
ヤンキーといっしょで、国民の一定の割合でこういうマッチョは発生するんじゃなんですかね。

ちなみに、文中の豊崎さんの発言は私のあやふやな記憶によっているので、
正確ではありません。
オルハン・パムク、買いに行こ
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お正月とサッカーボーイズ [つれづれ]

あぁ、なんて悲しい。仕事が始まってしまいました。
素敵な素敵なお正月は終わってしまったのです。
お雑煮や黒豆、お煮しめ、お餅に栗きんとん。
おぜんざいだってありました。
お正月のためにわざわざ買ってきたメゾン・ドゥ・ショコラの
チョコレートもありました。
ワインもビールも、もちろん日本酒も。
ソファでごろごろして本を読んだり、テレビを見たり、音楽を聴いたり。
そんな、だーらだーらした、おめでたい時間はもう過ぎ去ってしまったのです。
しかし、生きていくためには、この灰色の現実を受け入れないといけません。ちぇ。
残りの人生、お正月状態で過ごせるんだったら、
悪魔に魂を売るかもしれません(笑)。いや、売るな。確実に。


さて。お正月のテレビは、面白いものがたくさんありましたが、
中でもイギリス制作の「サッカーボーイズ 明日のスター選手は僕だ!」という
ドキュメンタリーというかリアリティ番組が楽しかった。
イギリス&アイルランドの15~17歳くらいの男の子が
インテルのユースチーム入りを目指して合宿。
10人くらいから1人に絞られていく5週間を追っています。

全6回をぶっ続けで放送されたので、お昼からずーっとテレビ漬け。
事前に若い友達からこの番組のことを教えてもらっていたので、
ビール&ポテトチップスとか日本酒&おせちとか、用意は万全で臨めました(笑)。

毎回、1人か2人、脱落していくという、えぐい作りなんですが、
男の子たちの必死ぶりには、やはり胸打たれるものが。
そしてしょっぱなからホームシックになる子、仲間とけんかする子、
コーチとうまく関係を築けない子、部屋が片付けられない子、
自信満々だったのに脱落候補になって意気消沈する子。
いろいろいるわけです。
ミラノらしく、途中でミラノコレクションに連れて行ってもらって、
モデルちゃんに声をかけたり(ある意味えらい)、
インタビューされてるのにかわいい女の子を振り返ってガン見したり、
まぁ、子供らしいといえば子供らしい。

最終的に残った1人(これがまたクリロナ似だったりする)は、
今でもインテルのユースで頑張ってるらしいです。
しかし、この10人だって何千人の中から選ばれたわけですが、
そこから絞りに絞った1人でさえもトップチームとはいえ、そこのユースチーム
にようやく入れてもらったということにすぎないわけで、
プロのフットボーラーって、ほんと大変に狭き門なんだな・・・。
そもそもヨーロッパだと十代後半になれば、すでにプロの下部チームに
入っている子がほんとは多いんでしょうけどね。
中でも有望な子はナショナルチームの年代代表なんかになってるんだろうし。

私はクリロナ似に負けちゃったコナーって子がひいきだったんだけど、
ミニゲームで腕を骨折?しながらも、
コーチに直訴して試合に出続けた子、すごかったなー。

101116_a_02.jpg
当時、インテルの監督だったモウリーニョもちょっと出てきます。
メディアでの発言は強烈ですが、子供達には優しく接してました。

こうやって頑張っている人たちを、
昼からお酒を飲みながら堪能したのでした。
来週からまたお正月が始まるんだったら、
悪魔に魂を・・・・(後略)。
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Bonne année! [フランス語]

あけましておめでとうございます

今年はちゃんとフランス語をやろうと思います。
去年、あまりにもさぼってしまったので・・・。

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けっこう好きな曇天のパリ。
今年は、あまりうちにこもらず、新しいことにも
挑戦できたらいいなと思います。

今年の強化目標。
1.フランス語をちゃんとやる
  今年の終わりには、子供の本(プチ・ニコラ)を
  すらりと読めるようになる・・・といいな。
2.英語は適当にやる
  特段、目標はないけど、もう少し英語の本を読みたいなぁ。
  英語のニュースサイトを読んでいてもいまだに語彙不足を
  感じるのが情けないけど(マウスオーバー辞書万歳だ)、
  今年はフランス語で。

以下は、遊び目標
1.もっと外国文学を読もう
  これは軽くクリアだ。ユルスナールを年末から読み始めて
  あらためて衝撃を受けているので。
2.月に一度くらいは映画館に行こう
  恵比寿ガーデンシネマが閉まっちゃうんですよね。
  ちょっと頑張れば歩いていけるところだけに、重宝してたのに。
  暗い空間で映画だけに集中する時間を持ちたい。
そして
3.運動しよう!
  どう考えても3が最も難儀(爆)。
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