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お正月とサッカーボーイズ [つれづれ]

あぁ、なんて悲しい。仕事が始まってしまいました。
素敵な素敵なお正月は終わってしまったのです。
お雑煮や黒豆、お煮しめ、お餅に栗きんとん。
おぜんざいだってありました。
お正月のためにわざわざ買ってきたメゾン・ドゥ・ショコラの
チョコレートもありました。
ワインもビールも、もちろん日本酒も。
ソファでごろごろして本を読んだり、テレビを見たり、音楽を聴いたり。
そんな、だーらだーらした、おめでたい時間はもう過ぎ去ってしまったのです。
しかし、生きていくためには、この灰色の現実を受け入れないといけません。ちぇ。
残りの人生、お正月状態で過ごせるんだったら、
悪魔に魂を売るかもしれません(笑)。いや、売るな。確実に。


さて。お正月のテレビは、面白いものがたくさんありましたが、
中でもイギリス制作の「サッカーボーイズ 明日のスター選手は僕だ!」という
ドキュメンタリーというかリアリティ番組が楽しかった。
イギリス&アイルランドの15~17歳くらいの男の子が
インテルのユースチーム入りを目指して合宿。
10人くらいから1人に絞られていく5週間を追っています。

全6回をぶっ続けで放送されたので、お昼からずーっとテレビ漬け。
事前に若い友達からこの番組のことを教えてもらっていたので、
ビール&ポテトチップスとか日本酒&おせちとか、用意は万全で臨めました(笑)。

毎回、1人か2人、脱落していくという、えぐい作りなんですが、
男の子たちの必死ぶりには、やはり胸打たれるものが。
そしてしょっぱなからホームシックになる子、仲間とけんかする子、
コーチとうまく関係を築けない子、部屋が片付けられない子、
自信満々だったのに脱落候補になって意気消沈する子。
いろいろいるわけです。
ミラノらしく、途中でミラノコレクションに連れて行ってもらって、
モデルちゃんに声をかけたり(ある意味えらい)、
インタビューされてるのにかわいい女の子を振り返ってガン見したり、
まぁ、子供らしいといえば子供らしい。

最終的に残った1人(これがまたクリロナ似だったりする)は、
今でもインテルのユースで頑張ってるらしいです。
しかし、この10人だって何千人の中から選ばれたわけですが、
そこから絞りに絞った1人でさえもトップチームとはいえ、そこのユースチーム
にようやく入れてもらったということにすぎないわけで、
プロのフットボーラーって、ほんと大変に狭き門なんだな・・・。
そもそもヨーロッパだと十代後半になれば、すでにプロの下部チームに
入っている子がほんとは多いんでしょうけどね。
中でも有望な子はナショナルチームの年代代表なんかになってるんだろうし。

私はクリロナ似に負けちゃったコナーって子がひいきだったんだけど、
ミニゲームで腕を骨折?しながらも、
コーチに直訴して試合に出続けた子、すごかったなー。

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当時、インテルの監督だったモウリーニョもちょっと出てきます。
メディアでの発言は強烈ですが、子供達には優しく接してました。

こうやって頑張っている人たちを、
昼からお酒を飲みながら堪能したのでした。
来週からまたお正月が始まるんだったら、
悪魔に魂を・・・・(後略)。
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