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まいにちフランス語応用編 [NHK語学講座]

地球温暖化らしくなく、寒い春ですよね。

ストリーミングで「まいにちフランス語」の応用編を聞きました。
http://www.nhk.or.jp/gogaku/french/kouza/index.html

ストリーミングは、自宅でラジオを聞くより音もいいし、
便利なんですが、
今年度から、オープニングとエンディングの曲がカットされています。
著作権の問題らしいですが、やっぱりないとさびしいものですね。
とくに初級編の木曜日、「今週の1曲」というコーナーは、
まるごとカット。さびしー・・・。

さて、応用編ですが、今期は「フランス文学24人のヒーロー&ヒロイン」。
初回はカミュ「異邦人」のムルソー。
ムルソー(Meursault)って、mourir(死ぬ)の活用形っぽくて
名前からして縁起が悪いような。

文学といっても、文法がそんなに難しくない文章が選ばれているようで、
私のレベルでもついていけそうです。

さらに、「作家の言葉」ってのが面白かった!
当然のことながらカミュは、「異邦人」の主人公ムルソーとは違う、
どちらかというと相反する印象をもちました。

今まで「異邦人」というと、漏れ聞く内容にはひかれるものがあっても、
あの有名な冒頭の訳
「きょう、ママンが死んだ」
に、どん引きしてたので・・・「ママン」って、なんやねん! 気色悪っ。(と、思いませんか?)
フツーに澤田先生の試訳のように
「今日、母さんが死んだ」になぜしなかったんでしょうね。
この講座のおかげで、「異邦人」に抱いていた誤解がちょっと
とけたので、いつかちゃんと読んでみたいもんです。
もしかしたら読まず嫌いだったのかもしれません。
でも、フランス語ではちょっと大変なんで(おいおい・・・)、
ママン以外の訳書希望(笑)。
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