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Mao the Lionheart [フィギュアスケート]

浅田真央、高橋大輔、アベック優勝です。
二人とも素晴らしいパフォーマンスで、
驚くべき強心臓。
なんというタフな精神力でしょうか。
Lionhearted!!

そしていまだにSPでのトリプルアクセルの
ダウングレードが納得いかない私。
下に貼った動画はBritish Eurosportのものですが、
この解説の方と同意見です。
英語のヒアリングがてら、どうぞ(笑)。

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ちなみにものすごく「古い」感じのする「アベック優勝」。
アベックは avec というフランス語で、
英語のwith に相当する前置詞です。
日本では男女のペアやカップルという意味で使われていますが、
フランス語ではあくまで英語のwithという使われ方しかしません。
日本語のアベックはやっぱりcoupleになるんじゃないでしょうかねぇ。
でも、とても分かりやすいですね、「アベック優勝」。
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高橋大輔世界王者 [フィギュアスケート]


よかった、よかった! 高橋大輔、優勝だー。
クワド・フリップの練習をしているというのは、
報道されてましたが、
ワールドのタイトルがかかった、この時に本当にやるとは・・。
4Tが不調だからって、4Fをやるなんて、
「パンがないならお菓子を食べればいいじゃないの」状態。
認定はされなかったけど、転倒しなかっただけでもすごいことです。
本当に決めていたらプルシェンコから祝電もらってもいいレベル。
世界王者のタイトルを取るのは、来季のことを考えても、
とても大事なこと。勝ってよかったです。
それ以上に、このプログラムをまとめたのは素晴らしいこと。
朝からいいもの見ました。

私は特に4回転大好きってわけじゃないんですが、
ケビン・バンデルペレンの4-3-3、すごかったですね。
あごがはずれそうになりましたw
やっぱり、4回転ってのは、特別なジャンプ。
高さも、回転速度も、3回転とはまったく違う。
やっぱり男子にはクワドをとんでほしいもんです。

さて、女子のSPもストリーミングですでに見ちゃいました。
以下、放送まで結果を知りたくない方はご覧にならないでくださいませ。



未来ちゃん、いつにもましてキビキビしてました。素晴らしかった!
伸び盛りとはこのことですね。
しかし、真央ちゃんはオリンピックよりよかったと思ったんですが、
点が伸びず。なにかダウングレードされたんでしょうか?
もしトリプルアクセルがDGだったのなら、ちょっと厳しすぎる。
あのレベルでDGされてしまうなら明日のフリーで2回入れる3Aが心配。
そもそもダウングレード判定って、減点の幅が
非常に大きく、試合結果を左右しまくっているんだから、
試合ごと、あるいは選手ごとに判定がぶれるのはどうにかしてほしい。

安藤さんやキム・ヨナさん、鈴木あっこちゃんは、オリンピックの
疲れが出ちゃったんでしょうか。

しかし、日本の民放はちゃんと生放送してほしいですね。
スポーツを録画で見るほどしょぼいものはありません。

金メダルへの道 [フィギュアスケート]

もう今週末にはフィギュアスケートの世界選手権が始まってしまうというこの時期に、
オリンピックの感想です(どんだけ遅いんだ、私w)。

いやいや、浅田真央、すごかった。いろんな人に危惧されていた(実は私も)
トリプルアクセル×3回をここぞの大舞台で成功させてしまうんですから!
やっぱりこの人は天才なんだなと改めて思いました。
個人的にはセカンドジャンプの3トゥーループを復活させて
(2A-3Tとか3F-3Tとか前にはやってたよね)、3F-3Loも捨てないでほしかった。
(とは言え、セカンドループはほんとに認定されにくい・・・)。
もっと贅沢を言うならサルコウはともかく、ルッツを入れてほしかった。
トリプルアクセルは一度でいいんじゃないのと思ってました。
今の採点傾向ではルッツや3-3をやってはじめて3Aが、優位性をもつんですよね。
でも本人が決めたこと。
なんといってもトリプルアクセルは彼女のものだから、
彼女が努力を重ねてつかみ取ったものだから、
彼女のやりたいようにやるのがfair。

傍から見ると、もっと楽な道があるのに、
あえて茨の道を行ってるように見える浅田真央。
ぶっちゃけ(語弊がありますが)ラクな道とはキム・ヨナの道とも言えるわけです。
でも得点を得るにはキム・ヨナの道はラク(効率的)かもしれませんが、
精神的には反対にとても辛い道なんだろうなと思います。
金メダル獲得システムに沿ってノルマを達成する営業マンのよう。
少し前まで漏れ聞こえてきていた「練習ばっかりで辛い」というような
キム・ヨナのインタビューなども、きっとこういう「辛さ」なんだろうなぁと。
昔の共産圏の選手が国家がかりで育成されて、とにかくメダルを
持ち帰らないことには!!と必死にならざるをえないあの感じです。

キム陣営はバンクーバーの金メダルを取ることについて
非常に周到だったと思います。
特に昨シーズンの「私はクイーン」キャンペーンはすごかった。
キム・ヨナは2008年まではまだ世界選手権で3位どまり。
オリンピックで金を取るには世界女王=世界選手権のタイトルは
ぜひとも取っておきたいもの。なんせ、採点競技ですから、
こういう実績やタイトルは非常に有効、というか不可欠。
2009年はオリンピック前最後の世界選手権なので後がありません。
でも昨シーズン開幕時点では世界女王になってないのに、
韓国メディアではすでにクイーンと呼ばれ(呼ばせ?)、
さらにミス・パーフェクト、ミシェル・クワンをなぞったプログラムで
クイーンイメージを強化します。

採点傾向の変化もキム・ヨナには有利でした。
大幅にGOE(加算点というやつ)がつけられるようになり、
低難度のダブルアクセルがGOEがついて中難度のトリプルループの点数を
超えちゃうのですから。
さらにループの回転数には非常にシビアになり、これは3-3のセカンドにループを
つける浅田真央や安藤美姫には大きな痛手でした。
結局、浅田真央はセカンドループを捨てたし(それでショートから3A-2にせざるを得なくなった)、
安藤美姫はずっと3-2にし、五輪では挑戦したもののやはりダウングレード。
一方、キム・ヨナはそもそもループが不得意で、プログラムから
はずしているので影響はありませんでした。
ルールの変更で言えば3A の得点は上がっているし、浅田真央に有利なことも
あったのですが、この二つの採点傾向の変化の前には雀の涙のようなもの。

キム・ヨナ陣営のクイーン・キャンペーンはあざといかもしれませんが、
別にルール違反でもなんでもないし、実際有効だった気がします。
そして陣営の手法にのっとって彼女もきちんと演技をしました。
報道ではコーチのオーサーがよく出てきますが、たぶん彼はテクニカルな指導に
限られていて、いろいろと発言を見ると、「総合演出」はほかに
いるんではないかという気がします。

個人的にはキム・ヨナのSPもFPもそんなに好きじゃないんですが、
エキシビジョンは良かったと思います。コンペティションではGOEを得るためのジャンプ前の
小技がバタバタしていた印象でしたが、エキシビジョンではちゃんと音楽にのっていて、
きれいだったと思います。「五輪が終わったら自分の好きなことをやってみたい」と
語っていたのもよく分かります。浅田真央と違って好きなことは封印してきたんでしょう。
そもそも、キム・ヨナの好きなことがなんのかすらよく分からんくらいです。

と、耳目を集める二人についてあれこれ勝手に思うことを長々と書きましたが、
実は私が最も好きなのはジョアニー・ロシェットなんです。
そしてやっぱり最も感動したのもジョアニー・ロシェットなんです。
浅田真央に関してはやっぱり親のような気持ちになって(なぜなんだろう??)、
祈るような気持ちで応援しちゃうんですが、それと同時にロシェットに感動している私は
なんとなく少数派のような・・・。
でも、ロシェット、やっぱり世界選手権は欠場なんですよね。ゆっくり休んでほしいものです。
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ロミオとジュリエット [フィギュアスケート]

オリンピックって、生放送でフィギュアが全選手放送されてほんと幸せですわ。

で、あんまり競技内容と関係ないんですが、
ドイツのサラ・ヘッケンさん、驚きました。
何がって、音楽が。
ロミオとジュリエットとアナウンサーが言っていたので、
ニーノ・ロータかなぁと思っていたら、
まさかのプロコフィエフですよ。

今や日本では、スターウォーズのダースベイダーのテーマと
並んで、悪い人の登場シーンで流れることになっているあの音楽です。
で、しばらくするとなんとニーノ・ロータのあの美しい映画音楽に。
そりゃおんなじロミオとジュリエットだけど、これは強引だよーと思う間もなく
なんと、なんと、まさかのチャイコフスキーでエンディング!

たったの2分30秒の間に、あの個性の強い、有名曲3つを
いっしょにしてしまうなんて、無理やりすぎますよ。
あまりの力技に驚きつつ、面白かったです。

あんまりびっくりしたんで、演技内容をちゃんと覚えてないんですが(おいおい)、
まだ16歳なのに3-3を決めてたのはすごいです。
ギリギリだけどフリーにも進出できたんですね。よかった。頑張れ。

ロミオとジュリエットと言えば、あらゆるスケーターがやってますが、
銅メダル祝いで高橋大輔の動画を貼り付けたいと思います。
たぶんいまだにこれを越える点数は出てないと思うんですが、
2年前の四大陸選手権。
4回転2回ですよ。すごいですよ。
改めて見てみると後半に3A-2T-2Loっての驚かされます。
あ、ちなみにチャイコフスキーです。
男子のフリーでもチャイコだけなのに、
女子のショートで3曲切り張りはやっぱりないよ、ヘッケンちゃん。

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フィギュア女子@バンクーバー [フィギュアスケート]

毎日えらくバタバタしてますが、オリンピック面白いですねー。
昨日は、仕事しながらみんなでカーリングを見ましたが、
ずっと見てるとちょっとずつルールも分かってきて盛りあがりました。
それにしても、カーリングの女の子たちはみんなかわいいのねー。
ハイビジョン・大画面でもお肌ツルツルですよ。

さて、フィギュア男子では、高橋が銅。後半のトリプルアクセルを決めたのはすごかったですね。
「攻めの構成でクリーンな演技をした人が金メダル」・・・には、
残念ながらならなかったけど面白いオリンピックでした。
ライサチェクの金メダルに異論はありませんが、彼の場合、4回転だけじゃなくて
3A-3Tもないんですよね。なによりPCSがちょっと高いような。
でも採点のことを言い出すときりがないので、やめておきますw

なにかと話題の女子です。
○キム・ヨナ ワイドショーなどでは表現力のキムってことになってるようですが、彼女の強みは
ルッツ・トゥループという3回転連続ジャンプだと思います。見どころもこの3Lz3T。
3-3を跳べる女子は今や少ないのです。心配なのはフリップと、フリーをまとめる力でしょうか。
実は彼女がクリーンなフリーを滑りきることはほとんどないので。

○ジョアニー・ロシェット 3-3はなくとも、アクセル以外のすべての3回転ジャンプを跳べるのもこれまた少ない。
特にフリーのプログラム(サムソンとデリラ)、つなぎも濃厚でかっこいい振り付けで、ほれぼれします。
地元カナダ期待の星。金メダル候補だと思います。

○カロリーナ・コストナー たまに「遭難」と思えるくらいの惨事を引き起こすこともありますが、
高くて華麗なジャンプをとびます。ステップもよーく伸びるので見どころのひとつ。
去年まではおしゃれ番長だったんだけど、今シーズンは・・・。でもオリンピックだからきっと衣装は
おニューを用意してますよね。ぜひ、かわいい衣装でよろしく。転ばないでね。

○レイチェル・フラット 17歳なのに貫録あるアメリカのエース。3T3T、やりますよ。
ロシェットと同様、アクセルを除く3回転ジャンプすべてをクリーンに決められます。
ショートのsing sing singが特にかわいいと思います。
そんなにプレッシャーも大きくないでしょうし、活躍するかも。

○ミライ・ナガス 16歳でしたっけ、17歳でしたっけ? 元気いっぱい、きびきびしてます。
アメリカ女子らしくスパイラルがきれいで、スピンも得意。
ジャンプの着氷がクリーンになれば、将来ワールド・チャンピオンになれると思います。
キス&クライでのコーチとのツーショットが、完全におじいちゃんと孫でなごみます。

○ラウラ・レピスト 地味に美人。滑りもすーーっとしてて地味に美しいです。衣装も控えめできれい。
調子がいいときは3T3Tやルッツもできます。

○浅田真央 勝手なことを言うと、ルッツがないのはすごく惜しい。3-3がないのもすごく惜しい。
でも今回は3Aを見て!ってことなんでしょうね。男子では4回転をとべる人は何人もいますが、
女子では歴代でも確か5人くらいしかいないんですよね。この3Aをコンスタントにできることを
もう少し評価してくれてもいいような気がします。フリーのステップは文句なくかっこいいです。

○安藤美姫 3ルッツ‐3ループという最高難度の3-3ができます・・・が、今季まだ一度もやってません。
なぜかループジャンプの回転にはジャッジが異常に厳しいですが、オリンピックでは挑戦すると思います。
彼女のジャンプは迫力があってかっこいい。
世界有数の衣装持ちでオリンピックも新衣装らしいです。楽しみ。

○鈴木明子 ご存じでしょうが、見どころはステップです。女性版高橋大輔。
特にフリーはプログラム全体が素晴らしいと思います。メリハリがきいていて華やかです。
ショートでミスがなければ、いいところにいくと思うんですが。

目の保養組は、キーラ・コルピ(美人)とゲテバネシビリ(グラマラス)です。

なんとなく、金メダルはキム・ヨナでも真央ちゃんでもないような予感がしますが・・・どうなのかなぁ。
でも、もちろん真央ちゃん、および安藤さん、あっこちゃんの活躍を願ってます!

★追記★
信じられないニュースですが、ロシェット選手のお母さんが、日曜日に亡くなったそうです。
なんて気の毒な・・・。予定通り、オリンピックに出場はするようですが、言葉もありません。
お母様のご冥福をお祈りします。
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