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多読:運動神経問題 [英語多読日記レベル3~]


Cliffhanger

Cliffhanger

  • 作者: Jacqueline Wilson
  • 出版社/メーカー: Transworld Pub
  • 発売日: 1995/01
  • メディア: ペーパーバック



有名な児童作家、ジャクリン・ウィルソンの「Cliffhanger」。
主人公の男の子、Timは、数学は得意なんだけど、
内向的で運動音痴。
ああ、それなのに、パパに強制的にサマーキャンプ送りにされてしまいます。
そこには気の強い女の子がいたり、すかしたいやなヤツがいたり(Timはいじめられちゃいます)
いろんな子がいます。

中でも、良いキャラクターがひとり。
食べることが大好きで、ちょいでぶのニックネーム、Biscuitという男の子。
この子、どんくさいTimにも思いやりがあるし、いじめっ子にもちゃんと反論するし、
ほんとにいい子。

最後はTimがいろんなことを克服して、
絵にかいたようなハッピーエンド。
ちょっとうまく行きすぎのような気もするけど、まぁいいのかな。
章の区切りに挿入されている、Timからの両親へのポストカードが笑えます。

確かに子供の頃って、運動ができる子とできない子では、
quality of life(大げさか?)が、けっこう違うかもしれません。
男の子は運動できると、もてるしねぇ。
でも、私は走るのが遅くても、Biscuitくんみたいな思いやりのある子が
好きだけだなぁ(小学生の私だったら、Biscuitくんの良さに気付けるかどうか微妙だけど)。

イラストも豊富で楽しい話なんですが、単語が難しくて、
けっこう読みにくかったですね。
筋が分かりやすいし、短いけれど、私としては「ナルニア」と
たいして変わらないような感触でした。

語数:10000語
面白かった度:★★★☆☆
レベル:4
累積語数:362435語
タグ:多読
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多読:レベッカ [英語多読日記レベル3~]


Rebecca (Penguin Readers: Level 5)

Rebecca (Penguin Readers: Level 5)

  • 作者: Daphne Du Maurier
  • 出版社/メーカー: Penguin
  • 発売日: 1999/12/21
  • メディア: ペーパーバック


お気に入りのデュ・モーリア作品。
原作(もちろん和訳)も、中学生のときですが、読んでいるし、
ヒッチコックの映画も見ているので、だいたい筋は頭に入っています。

ゴシックロマンならではの、底から上がってくるような怖さは少し薄かったかも。
映画の影響もあってか、家政婦のダンバース夫人は、
この物語、いちばんの恐怖の対象。
粘着質で、冷酷で、冷静で、気配がなくて、なんというか蛇のような気味悪さでした。

この作品の秀逸な点は、題名にもなっている故人でもある先妻、
レベッカが1シーンも現れないところです
「この世で最も美しい女性」「社交的で華やか」など、すべてまわりの人に
よって語られるイメージなんですが、物語全体がレベッカの呪縛にかかっているわけです
死せる孔明、生ける仲達を走らしむ、みたいな感じ(よけいわかりませんね・・)。

が、今回読んで思ったのは、
主人公の女性のつまらなさ。
レベッカが死んだあと、その後妻として嫁いでくる
垢抜けないけど、善良な若い娘なんですけど、
終始おどおどしっぱなし
そりゃ、ダンバース夫人にもいじめられるよー。
彼女の、不安が読者として共有できれば、もっと「のって」読めるんですけが・・・。
自己主張らしい自己主張もなく、かといって正義感もなく、裁判の傍聴に行っては
途中で気分悪くなって帰ってきちゃうし(おいおい・・・・)、終盤やや自意識ってものが
芽生えるものの、せいぜい尋問に立ち会うくらいで別になんにもしないんですよね。
よく考えると夫も夫で、年齢いってるくせに、先妻レベッカの浮気を知っているのに
止められもせず、離婚もできず。
あ、いけない。毒、吐き過ぎたました。

似た者同士のおこちゃま夫婦(・・・毒がとまりません。すみません)に比べると、
この話に大きな影を落としながら、
まったく登場しない美貌の悪女、レベッカのほうが、魅力的な人物といえましょう。

今回はレベル5のGraded Readersだったんですが、
すらっすら読めました。
一度、レベル7のナルニアを読んだおかげでしょうか。
ずーーっと、読みやすいものばかり読んでいるより、
ちょっと背伸びしてみるといいのかもしれませんね。

語数:30,000語
レベル:5
面白かった度:★★★★☆

累積語数:352,435語
レベッカ

レベッカ

  • 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
  • メディア: DVD



タグ:多読
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多読:エルマーのぼうけん [英語多読日記レベル3~]


My Father's Dragon (My Father's Dragon Trilogy)

My Father's Dragon (My Father's Dragon Trilogy)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: Yearling Books
  • 発売日: 2005/12
  • メディア: ペーパーバック


子供の頃読んだことのある懐かしシリーズ、その2です。
「エルマーのぼうけん」として、わくわくして読んだ 'My Father's Dragon'。

エルマー・エレベーター(名前もいい!)が、
Wild Island で 動物たちに捕まえられてるこどものDragonを
救うために、単身乗り込んでいく話です。

見返しについている地図には、
タンジェリーナ島とワイルド・アイランドが描かれていて、
「ワイルド・アイランドのことを考えるのさえ怖がってる釣り人に会ったところ」とか
いろいろ書き込まれていて、楽しさも増すってもの。

イラストもかわいくて、なごみました。

レベル:3
面白かった度:4
語数:7835語
累積語数:322435語


エルマーのぼうけん

エルマーのぼうけん

  • 作者: ルース・スタイルス・ガネット
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1963/07
  • メディア: ハードカバー



タグ:多読
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多読:懐かしきナルニア [英語多読日記レベル3~]

今、第二作の「カスピアン王子の角笛」が公開中のナルニア国物語。
映画化一作目の「ライオンと魔女」を読んでみました。

読み始めはレベル7にも関わらず、サクサク快調でしたが、
途中からちょっと分かりにくくなった印象。
でも、子供の頃、和訳を読んで、筋が頭に入っていたからか、
物語自体が面白かったからか、楽しんで読めました。
主人公の兄弟もラブリーですが、
私はタムナスさんがすごーく好き
タムナスさんにおもてなししてもらえるルーシーがうらやましい!
かわいいお家で、お茶やお菓子をたくさん出してもらえるんですよね。
私が読んだ版は、イラストがフルカラーで入っていたので、
タムナスさんの赤いマフラーもちゃーんと楽しめました。

今までレベル3を中心に読んでいましたが、
時々こうやってちょっと難しいもの、長いものをはさんで
読むのも刺激になっていいように思います。

※※※
英語ではあっても、子供の頃読んだ本を読みなおすって
懐かしさ満点ですねー。
ナルニアは、この「ライオンと魔女」しか読んでませんが、
「メリー・ポピンズ」や「くまのプーさん」「長靴下のピッピ」などの岩波ものは
夢中になって何度も読みました。
小学生のころは、岩波書店の箱入りハードカバーの児童シリーズが
大のお気に入り。
果物やお菓子を食べながら読んでいたので(今と変わらない・・・)、
みかんの汁が飛んでいたり、ビスケットのくずがはさまっていたり、
なぜかチェルシーの包み紙がはさんであったり・・・・。
次は「メリー・ポピンズ」に行ってみようかなぁ。
小学生のころの私の夢のひとつが、
「メリー・ポピンズに住み込んでもらう」ことだったのを思い出しました(笑)。
いやー、我ながらかわいい。

レベル:7
語数:36,135語
面白かった度:★★★★☆
累積語数:314,600語
The Lion, the Witch and the Wardrobe (Chronicles of Narnia)

The Lion, the Witch and the Wardrobe (Chronicles of Narnia)

  • 作者: C.S. Lewis
  • 出版社/メーカー: HarperCollins Children's Books
  • 発売日: 2001/05/08
  • メディア: ペーパーバック



タグ:多読
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多読:ライムが分からないけど [英語多読日記レベル3~]


Dirty Beasts (Picture Puffins)

Dirty Beasts (Picture Puffins)

  • 作者: Roald Dahl
  • 出版社/メーカー: Viking Childrens Books
  • 発売日: 1986/08
  • メディア: ペーパーバック


有名なロアルド・ダール作品。
Dirty Beastに人が食べられちゃうのが怖いですが、
ant が aunt にかけてあったり(それでアリクイがおばさんを食べちゃいます)、
すべて2行ずつ韻が踏まれていたりと言葉遊びが見事。
これは、英語(原語)で読まないと味わえませんね。

とは言っても、私3ページめに入るまで、
脚韻のことに気付きませんでした。ははは。
到底「味わってる」とは言えません。

どーも、韻って、ピンとこないんですよ。
英語にしてもフランス語にしても、
脚韻にすごくこだわりますが、音読や歌を聞いても「うーん・・・・」という感じ。

五七五のリズムが心地いいというのはよく分るんですが、
ライムは・・・・?
ただ、頭韻は多少ここちいいかなと思います。
大井追っかけ音次郎とかね。
どっちにしろ、耳の感覚が根っから日本人ですね。私の場合。

語数:3800語
面白かった度:★★★★☆
レベル:3
累積語数:278,465語
タグ:多読
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