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ヴェンゲルさんはフランス人 [フランス語]

私ったらサッカーを見始めたのが前回のワールドカップのときだったので
(地元開催のワールドカップの時ですら、コンフェデレーションカップと
ワールドカップ予選を混同していてサッカー好きの先輩を絶句させました)、
あの有名なアーセン・ヴェンゲル監督がフランス人だったと
知ったのも2006年のときでした・・・つい最近です、はい。

フランスのニュースでヴェンゲルさんが、
フランスチームについて流暢なフランス語で
しゃべっているのを見て、「すごーい、フランス語もぺらぺらなんだー」と
思ったのもつかの間。これはいくらなんでも、フランス語がうますぎないか?
語学力がないので、話している内容はよく分からなかったんですが、
Les bluesのことを、「我々の」チームと言っている様子。
そこで調べてみたら正真正銘フランス人だった・・・のを知った次第。

ヴェンゲルって名前、そしてあの上背から見てもドイツ風味満点。
ただしフランスでもアルザス出身らしいので、
やっぱりドイツ系ではあるんでしょうかしら。

ヴェンゲルさんのファーストネーム、Arsèneは、「アーセン」と
言われていますが(英語発音?)、
フランス語発音だとアルセヌとかアルセンって感じでしょうか?
あのアルセーヌ・ルパンと同じ名前です。
ArsèneがプレミアリーグのArsenalの監督をやっているのも
何かの縁でしょうかね。

さて、今日は休日なのにユーロ予選(スペイン対リトアニア)を見るために
早起きしたのにも関わらず!! 
お気に入りシャビ・アロンソはインフルエンザだとか、
のどの痛みだとかでベンチにも入らず。ちぇっ。
スペインは勝ったんですが、代わりに入ったカソルラがとてもよかった(と思う)ので、
いろんな意味で心配ですわ。
合宿入りしたときから、一人で厚着だったのは、今思えば風邪のサインだったのかしらん?
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ほかのチームメイトはだいたいTシャツやらポロシャツなのに、
セーターの上にジャケットってやっぱり着込んでます。・・・似合ってるけどw
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名前いろいろ ウィリアムはフランスへ行くと・・・ [フランス語]

ウィリアム・テルといえば、ご存じの通り、悪代官に反抗して
かわいい息子の頭の上にのせたりんごを射落したスイスの英雄。
フランス語の学校で、ウィリアム・テル(ロッシーニのオペラ)の話題になったんですが、
なんとフランスでは "ギョーム・テル" なんでっすてよ、奥さん!!

確かに英語のウィリアム(William)は、フランスではギョーム(Guillaume)にあたるってのは、
知ってましたが、やっぱりなんか・・・ギョーム・テルって・・・変な感じ。て言うか、弱そう

イギリス王室の開祖と言われる征服王、ウィリアム1世(ノルマンディー公)も
フランスの観光ガイドにはギョーム1世と書かれていて
(でも、この人の場合はもともとノルマンディー生まれなわけだからギョームが合ってるのか?)、
このときも強烈な違和感がありましたが。

しかしウィリアム・テルの場合ももともとはドイツ語っぽく、
ウィルヘルム・テルがほんとなのかもしれません。

手持ちの電子辞書にはジーニアス英和大辞典が入っていて、
さすが大辞典だけあって、名前のWilliamの語源も書いてあります。
それによると「中高ドイツ語 Willahelm(直訳:かぶと願望)。
かぶとは救済・武勇を意味するから「救済者願望」あるいは「勇壮な軍人願望」が
本義か? willa-(願望=will)+ -helm(かぶと)」
なんですってー。へぇー。
英雄にふさわしい名前ですね。

そういえば、パリのオペラ座でバレエを見ると、
ドン・キホーテはドン・キショットだし、
シンデレラは、サンドリヨンなんですよね。

名前といえば、突如現代に飛びますが、プレミアリーグの監督、
アーセン・ヴェンゲルがフランス人だったと知ったのは、
06年のワールドカップのときでした(・・・遅いw)。
顔も名前も体格からも、ドイツ人だと思い込んでいたので、
かなり驚きましたが、長くなるので、ヴェンゲルさんの話はまたの機会に♪

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フランス各紙、フランス代表に怒る [フランス語]

ワールドカップ、フランスは前回準優勝だったにも関わらず、
一次リーグを勝ち上がるのが難しくなっているようです。
初戦の引き分け後はまだしも、メキシコに2-0で敗れた今日は、
各メディアも、がっかりを通り越して、お怒りのご様子。

TF1(テレビ局)のニュースでは、
La presse tire à boulets rouges sur les Bleus
という見出し。
プレスはレ・ブルー(フランスサッカー代表)に対して激しく攻撃
(赤い球を撃つ=激しく攻撃する、なんですね)

この記事によると、l'Equipe や le Parisien の見出しは
LES IMPOSTEURS (詐欺師、ペテン師たち)
Lamentable! (情けない! 無残!)
INDIGNE! (恥ずべき! 卑劣!)
おおお。特に肩を落とすリベリら選手たちの写真に「ペテン師たち」という大見出しの
レキップ紙は落胆と失望が伝わってきます。
しかし、ペテン師呼ばわりはさすがにきついような気がしますが。

特にドメニク監督に対しては「被告席に座らせるべき」という記事も目にしました。
まぁ、日本のメディアも岡田監督に対して厳しかったですもんね。

さらにアイルランドからの声(''Les Blues, go home!'')も
紹介しています。
例のアンリの「神の手」で負けてしまい、ワールドカップ出場を
逃してしまったのがアイルランド。
そりゃあ、フランスを素直に応援はできませんよね。

日本のプレスは、たとえ日本が負けてもこんなに厳しい
見出しを掲げることはないと思いますが・・・。
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モレスク [フランス語]

「まいにちフランス語」、清岡先生の初級編は
ストリーミングで、ながら聞き程度。
でも、先月のexercicesで、「彼はモロッコ人です」というのが出てきて、
ちょっと迷いました。

答えは、Il est marocain.
ちなみに、Elle est marocaine. になり、
国は le Maroc です。

英語だとモロッコですが、フランス語だとマロックなんですよね。

白金にモレスクというお店がありますが(夜遅くまでやってて便利です)、
ムーア人(女性)という意味なんですって。
ちなみにつづりは mauresque.

プチロワイヤルによると、ムーア人とは、
①主にアフリカ北西部に住む、アラブ人とベルベル人の混血人種
②イベリア半島を征服支配したイスラム教徒
ということらしいです。
ほー。

ベルベル人もそうですが、そういう人たちはいても、
ムーアとかベルベルという国があるわけじゃないのがややこしいところ。
さらにはチュニジアやモロッコを指す、マグレブという言葉とも
かぶっていて、面倒臭さに拍車をかけるー。
もっと言えば、そのマグレブで話されているのは、
モロッコ語やらムーア語やらいうのはなく(たぶん)、
アラブ語なんですよね(あるいはフランス語)。
あ、でもベルベル語はあるらしいです。

塩野七生の本で読みましたが、ダ・ヴィンチがつかえた
ミラノのスフォルツァ公はイル・モーロ(ムーア人)とあだ名されていたらしく、
理由は色が黒いから。
そんなこんなでムーア人って、よく目にする名前ではあるんですけどね。
いまだにムーア人とかマグレブとかがよくわからん私です。

そういえば、白金のモレスクはなんでモレスクっていう店名なんだろ?
シェフがフランス修業時代に、美人のムーア人に参ったから・・・・とか?
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おばあちゃんは例外 [フランス語]

あるお店から面白そうなDMがやってきました。
パンフレットを折り曲げ、折り曲げして作るのがたのしくて、しばし熱中。
ちなみにDMに告知されているイベントはこちら。
http://yocorogy.exblog.jp/
6月18~20日に神楽坂界隈で開催される「ガッコロジー」。
雑貨屋さんやお茶屋さんや鞄屋さんが集まって、楽しそうです。

さてさて、表題の「おばあちゃん」。
フランス語ではgrand-mère。
女性名詞には形容詞も女性形にしてつけるのが基本ですが、
この場合は、女性形のgrandeじゃなくて男性形のgrandなんですね。
でもなんでgrande-mèreじゃないのかしらん?
発音の問題?
むかーし、宿題で間違えそうになって、
辞書を引いて確認したことがあります。

初歩的なことでも、
フランス語は謎があるなー。
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