多読：シャーロック・ホームズの冒険

先だって発見されたアルクのペーパーバック・マラソン。
初回配本は、The Adventures of Sherlock Holmes。
わーい。これはうれしい。
ホームズは、私の小学生時代の愛読書だったので。
（当時、ホームズ派とルパン派ってのが、校内にあったんですが、
私は断然ホームズ派）

Ｒｅｔｏｌｄ版なんで、簡略化されてますが、
十分楽しめます。
馬車とか街灯とかヴィクトリア朝ムードもたっぷり。
ワトソン、ホームズと、姓で呼び合うのもかっこいい。
これって、イギリスのある階級だけの風習なんでしょうか？
それとも時代？
日本人としては違和感はありませんが、
どうなんでしょうね？

収録されているのは、
A Scandal in Bohemia
A Case of Identity
The Red-Headed Group
The Boscombe Valley Mystery
の４つの短編。

やっぱり赤毛同盟がいちばんおもしろかったかな。

アガサ・クリスティなんか読んでいても思いますが、
インド帰りの人が出てくる話もあって、
イギリスって当時、絶好調だったんだなぁ。。。

さて、このアルクのシリーズ。
12冊しかありませんが、イギリスのペーパーバックの老舗、
ペンギンブックスが編集しています。
ペンギンブックスからは、Ｇｒａｄｅｄ　Ｒｅａｄｅｒｓの大きなシリーズ、
ペンギンリーダーズが出てるんですが、
ホームズものは出てない様子。
これ、このまま発行しちゃダメなのかしらん？と思いました。
こんなに面白いのに、もったいない。

レベル：3
面白かった度：★★★★★（5つ星あげちゃおう！）
語数：17000語
累積語数：395495語

タグ：多読

コメント 8

わあ、なんて偶然！！私も早朝、それも恐らく同じ時間頃にホームズの記事書きました。もちろん、私もホームズ派です。日本語訳（名訳でした）は何度も何度も読みました。chicoryさんみたいに、英語で挑戦、とずっとおもってるんだけど、なかなか。頑張ってみたいと思います。
by snorita (2008-07-22 06:50) 

同じような時間帯にホームズ！　私もＤＶＤ、見たくなりました。
英語本とは言っても簡単英語なので、ストレスフリーで読めるんですが、どっちにしろオリジナルではないので・・・。いずれは原書を読めるようになりたいものです。
by chicory (2008-07-22 10:57) 

わたしも俄然、ホームズ派です。実は原書もトライしたことあるんですが、今より更に語学能力が低かったせいもあり、難しくて、そのまま放置してあります（猛省）。　わたしも日本語訳（特に堀口大学さんのもの）を愛読していました。
あの時代って、いくら親友でもファーストネームでは呼び合わないんですかねぇ・・・。ちなみに、わたしにもワトソンという苗字の友達がいて、最初会った時、ミョーな親近感をもって接してしまいました（笑）。残念なのはドクターではないこと・・・。（一応、本人にPhDを取るよう勧めてみましたが、断られました（笑））
by ミホ (2008-07-22 11:29) 

ミホさんもホームズ、お好きなんですねー。なんだかうれしいです。
日本で、おじさん同士がファーストネームで呼び合っていたら怖いものがありますよね。今はイギリスの紳士の方々の間でもこういう風習？はないんでしょうかねぇ。
ドクター・ワトソン、実現しなくて残念！　モリアーティ教授はいませんでしたか？
by chicory (2008-07-22 19:58) 

ノリノリですな～。
ブログの内容に勢いを感じますぞ。
そうそう、小説で世界史の勉強もできたりしますよね。
by mami (2008-07-22 23:37) 

すみません。
↑上のコメも先日のも私です（汗）
by castanha (2008-07-22 23:46) 

みなさんホームズで盛り上がっていますね～。
私はとりあえず日本語で（笑）読み返してみたいです。
ＤＶＤセットも気になります……。
姓で呼び合うのは昔のパブリック・スクールの名残でしょうか？　
硬派っぽくていいですよね。
by はるちー (2008-07-23 01:46) 

☆castanhaさん、こんにちは。
勉強というほどのことではありませんが。ははは。
なんだか「世界史」という言葉自体が懐かしいです。

☆はるちーさん、こんにちは。
私も長編は日本語で読み返してみたくなりました。でもいったいどこにしまってあるのか・・・・。
姓で呼び合うのはパブリックスクールの名残なんですかー。
by chicory (2008-07-23 11:18)