多読:デュ・モーリア信者なので [英語多読日記レベル0~2]
Don't Look Now (Penguin Readers: Level 2)
- 作者: Daphne Du Maurier
- 出版社/メーカー: Penguin
- 発売日: 1999/11/01
- メディア: ペーパーバック
面白かった!
好きなんですよ。ダフネ・デュ・モーリア。
デュ・モーリアを好きになったきっかけは、以前多読をしていたときに、
「The Birds」を読んだこと。
これもオリジナルではなく、Graded Readersなんですが、
英語の本を読んでいて、ぞーーーーーっとしたのは
これが初めてでした。
'The Birds'は、ヒッチコックによって映画化されていますが(「鳥」です)、
映画よりも原作のほうが怖いと思います。
ほかにもヒッチコックに映画化された「レベッカ」もデュ・モーリア作品。
これもねー。レベッカが出てこないのに、怖い。
いや、出てこないのが怖い?
この「Don't Look Now」も独特の重苦しい世界が展開されています。
最後がやや唐突な気もしますが、冬のベネチアという舞台設定も
秀逸だと思います。
そしてこれも映画化されているんですよね。
ヒッチコックではありませんが、テレビの深夜枠で見ました。
すごく面白いとは思わなかったけど、
もう一度ちゃんと見てみたいものです。
語数:7200語
レベル:2
面白かった度:★★★★★
累積語数:18100語
多読:エリザベス女王のライバル? [英語多読日記レベル0~2]
Mary Queen of Scots (Oxford Bookworms Library)
- 作者: Tim Vicary
- 出版社/メーカー: Oxford Univ Pr (Sd)
- 発売日: 2000/08/17
- メディア: ペーパーバック
女王、自らが息子であるスコットランド王に
自分の人生を手紙にしたためるという設定がよいです。
単なる評伝ものよりドラマチック。
Graded Readersでも、このレベル(ちなみに単語は400語)になると、
かなり読み応えのあるものが出てくるので、
楽しみが増します。
さて、余談ですが、
実はこの本、最初に多読をやったときにも読んでます。
そのとき、わかったんですが、私、この本の主人公、メアリー・スチュアートと
メアリー1世(ブラディ・メリー)を混同していて、
「いつプロテスタントの粛清をやるんだろー」と思っていたら、
最後まで出てこず・・・。
広辞苑で確認して、自分の誤りに気づいた次第です。
いやはや。
歴史の知識も増えてよかったっす(笑)。
レベル:2
語数:7300語
面白かった度:★★★★☆
累積語数:10900語
多読:リアリティあるイラスト [英語多読日記レベル0~2]
Between Two Worlds (Penguin Reader Series: Easystarts)
- 作者: Stephen Rabley
- 出版社/メーカー: Prentice Hall College Div
- 発売日: 2000/02/15
- メディア: ペーパーバック
オーストラリアの看護師さんの話。
たぶん大きな国土にまばらに?人が住んでいるので、
飛行機で往診するFlying Doctorがいて、その看護師をしている主人公です。
イラストが写実的です。
多読は、このレベル0という、すごーく簡単なものをできるだけたくさん読むほうが
いいのですが、私は2回目のチャレンジなので、
次からは、レベル1に移行したいと思います。
レベル:0
語数:900語
面白かった度:★★★☆☆
累積語数:3600語
多読:よかったねぇ、少年 [英語多読日記レベル0~2]
The Fireboy (Penguin Longman Penguin Readers)
- 作者: Stephen Rabley
- 出版社/メーカー: Penguin
- 発売日: 1998/11/02
- メディア: ハードカバー
舞台はエジプト。クレオパトラの時代です。
お父さんと二人でけなげに働く主人公ですが、
お父さんが病に倒れ・・・。
このレベルの作品は、200の単語しか使われていません。
これで起伏のある作品を作る作者も大変ですよね。
ペンギンシリーズのイラストは、好みは分かれるでしょうが、
力のあるイラストレーターが描いていると思います。
日本と違ってかわいくはならないんですが(一部怖い場合も・・・)、
デッサン力がある気がします。
レベル:0
語数:900語
面白かった度:★★★☆☆
累積語数:2700語
多読:イラストが気になって・・・・ [英語多読日記レベル0~2]
April in Moscow (Penguin Joint Venture Readers)
- 作者: Stephen Rabley
- 出版社/メーカー: Penguin
- 発売日: 1998/11/02
- メディア: ペーパーバック
ねずみのMarcelと同じ作者の作品。
ロンドンのダンサー、Aprilがモスクワ公演に参加して、
ロシア人と恋に落ちる話。
まー、このレベルだと内容に起伏が出しにくいですね・・。
でも、読みやすさは抜群です。
気になるのはイラスト?
ところどころが主人公が50代くらいに見えちゃうところとか、
80年代テイスト満点のファッションとか。
ある意味、見どころかもしれません。
語数:900語
レベル:0
面白かった度:★★★☆☆
累積語数:1800語