多読:レベル0を読んでみる [英語多読日記レベル0~2]
Marcel and the White Star (Penguin Longman Penguin Readers)
- 作者: Stephen Rabley
- 出版社/メーカー: Penguin
- 発売日: 2008/03/13
- メディア: ペーパーバック
なんだか英語の多読があまりにおろそかになっているので
(実はレベル4くらいの本を読んでるんですが、なかなか
面白くならなくってあまり読む気にならない・・・)、
超簡単レベル0の本を読んでみました。
えー、ねずみの探偵マルセルが、盗まれたダイアモンドを
泥棒から奪還する話です。
舞台はパリ(フランス語熱がまた・・・)。
このマルセルくん、セーヌ川に浮かぶボートに住んでるんです。
ベレー帽なんかかぶっちゃって、ちょっとベタです。
さて、今回読んで気になったのは、
泥棒からダイアモンドを取り返して、
それをオペラスターのうちに返しに行くところ。
夜中でメトロが動いてないので、歩いていくんですが、
ねずみがその距離を歩くのはちょっと無理っぽい。
サクレ・クール寺院から16区のラ・ムエットという駅の辺りまで
歩く設定ですが、人間でも普通歩く距離じゃありません。
それをねずみの身で・・・・。
しかし久しぶりにパリの地図を見て、
よりフランス語に里心がついたのでした。
多読:ああ、勘違いお手伝いさん [英語多読日記レベル0~2]
Amelia Bedelia Under Construction (I Can Read. Level 2)
- 作者: Herman Parish
- 出版社/メーカー: HarperTrophy
- 発売日: 2007/07
- メディア: ペーパーバック
勘違いの激しい、でも料理は上手なお手伝いさん、
アメリア・ベデリアを主人公にしたシリーズのひとつ。
奥さんがキッチンのカウンターをマーブル(大理石)にしたいと
言ったのを聞いて、マーブル(チョコレート)を全体に散らしたりするような
言葉の勘違いをえんえんとやらかしていきます。
かえって、英語学習者には勉強になりますが、
アメリアのあまりのやらかしように、
首にならないだろうかと心配になります。
語数も短いし、すらっと読めます。
語数:1200語
レベル:1
面白かった度:★★★★☆
累積語数:242,583語
タグ:多読
多読:GRの主流、2シリーズ [英語多読日記レベル0~2]
Police TV (Oxford Bookworms Starters)
- 作者: Tim Vicary
- 出版社/メーカー: Oxford University Press
- 発売日: 2000/08/31
- メディア: ペーパーバック
英語の多読をするのに、便利なGR(グレイデッド・リーダーズ)。
単語の数や文法事項が段階的に難しくなっていく読みもののシリーズです。
下のレベルの本だと、やさしい文法で単語の数もごく少ないので、
簡単に読むことができます。
レベル分けされているので、選びやすいですよね。
大きく分けて、一般書をGR向けに直したretoldものと、
オリジナルストーリーがあります。
GRは各社から出ていますが、書店の棚でよく見かけるのが以下のふたつのシリーズ。
ペンギン・リーダーズ
http://www.longmanjapan.com/penguin_j.html
最近のものは紙質がやや改善されているみたいですが、
前のものは、完璧なざら紙でした。
たまに驚くようなイラストのものもあります。
ただ、発行点数も多く、内容も多岐にわたっています。
オレンジのペンギン印が目印です。
オックスフォード・ブックワームス
http://www.oup-readers.jp/students/bookworms/index_jp.shtml
ペンギンに比べるとちょっと数が少ないですが、
黒を基調にした装丁がすっきりしていて、もちろん紙質もグッド。
本というものは装丁で、読みやすくなるもんなんだなぁと
勉強になった?シリーズです。
※※※※※
今回読んだ Police TV は、オックスフォードのもので
しかもごくごく簡単なスターターシリーズ(レベル分けされる前段階のもの)。
作者はTim Vicary という人で、
よく名前を見るので、GR界?では有名なライターなのかもしれません。
レベル0のわりには、面白かったです。
しかし、表回りの紙もしっかりしているし、
デザインもすっきりしているし(上のデザインをご覧くださいませ)
この本、
装丁の勝利だと思うな。
語数:1500語
レベル:0
面白かった度:★★★☆☆
累積語数:223,563語
タグ:多読
多読:ハムレット [英語多読日記レベル0~2]
Oxford Bookworms Playscripts Hamlet: Oxford Bookworms Playscripts Hamlet (Oxford Bookworms)
- 作者: William Shakespeare
- 出版社/メーカー: Oxford Univ Pr (Sd)
- 発売日: 2005/11/15
- メディア: ペーパーバック
シェイクスピアも、
レベル2のプレイスクリプトで読むと簡単です。
基本的にはセリフしかないので、 そういう意味でも読みやすい本です。
内容は、ご存じのとおりなんですが、
改めて読んでみるとオフェーリアがかわいそう!
なんにも自分自身になんの落ち度はなく、
美しく、思いやり深い娘なのに、
父を恋人(ハムレット)に殺されるわ、
恋人(ハムレット)にすげなくされるわ、
さんざんな目にあった末におかしくなってしまいます。
ラストの迎え方など、ちょっと歌舞伎っぽいような気も。
やはり同じ舞台だからでしょうか。
語数:3900語
レベル:2
面白かった度:★★★☆☆
累積語数:222,063語
タグ:多読
多読:するする読めるいまどきの絵本 [英語多読日記レベル0~2]
4人の男の子の友情を描いた話。
4人の中でKevin一人だけがクールじゃないんですが、
いつもにこにこしてるいい子です。
イラストが豊富で、Kevinの not cool ぶり
(アップリケ付きセーターとか、不思議な髪形とか)
がよくわかります。
彼らがデビューしたときのファーストアルバムが
With the beatles そっくりで面白いです。
短いのでさらっと読める上に、
英文時代もレベル1の中でも簡単な印象です。
語数:1100語
レベル:1
面白かった度:★★★★☆
累積語数:194,163語