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多読:赤毛のアン [英語多読日記レベル3~]

発掘されたアルク、ペーパーバックマラソンの2冊目は、
今年、初版刊行100周年の「赤毛のアン」。

これも子供の頃、楽しんで読みましたが、
ちょっと夢夢しいムードがやや苦手でした。
でも、おしゃべりで活発でトラブルばっかり起こすアンは、
やっぱり子どもらしくてかわいかったですね。
特に、物語前半は、このアンの個性で
引っ張られている印象。
なぜか主人公のことを好きになってくれるハンサムな優等生とか、
そばかすで赤毛のアンの容姿とか、少女漫画のお約束が見事に適用されています。

このアルク=ペンギンブックスのリトールド版は、
オリジナルに比べると端折ってあるので
読みやすい反面、筋を追うのに精いっぱいという感じもしました。
原作はもっと読み応えがあるのかもしれません。

**********************************************
さて、このアルク「ペーパーバックマラソン」シリーズですが、
以前、ちゃんと通信教育を受けていたとき読んだのは、
この「赤毛のアン」と「シャーロック・ホームズの冒険」だけなんですよね。とほほ。
辞書はひかなかったものの、けっこう苦労して読んだ覚えがあります。
前はこの程度もサラサラとは読めなかったのね、私・・・・。

もう、廃番になっている「ペーパーバック・マラソン」ですが、
これ、本とは別に読書ガイドがついてきます。
単語の解説や、読みやすいようなちょっとした物語の説明、
時代背景などが書かれているんですが、うーん、
このガイドがあるから英語力のない人が読めるようになるとは ちょっと思えない・・・・。
たとえ読み切ったとしても、無理しながら読むようでは、
reading 力をつける効果はないんじゃないでしょうかねー。

面白かった度:★★★☆☆
レベル:3
語数:17100語
累積語数:412535語
タグ:多読
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コメント 4

snorita

「アン」も私の子供の時からの愛読書の一つでした。
最初に読んだのは子供向けに書き直してある本で、あまりインパクトがありませんでしたが、
その後有名な村岡花子訳でかなりのめり込みました。
私にとっては「甘い少女小説」ではなく、「a Kindred Spirit」という存在の大事さ、を教えてくれたものだったように思います。私の父も同時期に読んでいて、大人の男の人でも評価されるモノなのだとも思いました。ずいぶん長い間しまい込んでしまったような気がします。引っ張り出して読んでみようっと。
by snorita (2008-07-24 12:25) 

chicory

私も最初は子供向け訳、次いで村岡訳の順に読みました。村岡訳も抄訳だったらしいですが、「アンの青春」とか続編も読んだ覚えがあります。
私にはどうしてもはまり込めない何かがあるんですが、子供のころからアニメのハイジやキャンディ・キャンディに拒否反応を示していた変わった趣味だったので、あの設定だけで深い読みをしきれていないかもしれませんね。
by chicory (2008-07-24 13:44) 

ミホ

わたしも白状(?)すると、キャンディ・キャンディとかダメな子供でした(笑)。なので赤毛のアンも触手が動かない本の1つなんです。読むとはまるらしいんですけど、未だに手に取ったことがありません。うちの母は、「プリンス・エドワード島に行きたい!」なんて言ってるような人なので、実家には一連の本があるはずで、一度読んでみようかなぁ・・・と思ってます(もちろん日本語版を(笑))。
ちなみに、友達には認否人扱いされますが、アニメ・フランダースの犬も見たことない子供でした。ストーリー云々より、主人公が苛められるお話が嫌いで、ハイジも途中のあたりが苦手です(笑)。
by ミホ (2008-07-25 11:58) 

chicory

あんまり数は多くないんでしょうが、どうもキャンディ・キャンディが苦手な女の子ってのがいたみたいですね。前の会社で同年代女子5人くらいがたまたま全員ダメ組でした。でも、好きな人多いですからねぇ・・・。
「赤毛のアン」はアンがどうしてもパフ・スリーブの服を欲しがるんですが、子供のころからストライプ・縞好きな私としては、共感しがたい設定でした。。。
by chicory (2008-07-25 18:17) 

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