ガイドブックがつまらない

別に行く予定もないのに、
書店でガイドブックをぱらぱらめくってみるのが好きです。
しかし・・・年々、ガイドブックがつまらなくなってきている気がします。

名所旧跡、景観、歴史的背景、街歩きといった旅の必須要素と
思われる項目が、質量ともに
みるみるやせ細ってきています。

代わりにのしてきているのが、
食べ物屋情報とお買いもの情報。
というか、もうこのふたつしか「ガイド」してないガイドブックもあります。

確かに、おいしいものを食べるのと、
お買物は旅の大事なポイントではあります。
私も雑誌や口コミで情報収集して、
お店のことは下調べをします。
でもそれにしても、グルメと買い物だけの旅ってのが、
多すぎやしないでしょうか？

原田治さん（オサムグッズの人ね）のブログでも、京都について
「近頃の観光客はただ買い物とグルメ巡りをして帰るだけ」
という一文がありました。
京都に限らず、海外でもそういう人が多いから、
ガイドブックもそれに応じて、グルメ＆ショッピングガイドに
なっちゃうんでしょうね。

海外に行くと突然美術好きになって、
やたらと美術館に行くおばさま方が苦手でしたが、
おばさま方のほうが、少し「知的」なのかしらん。

コメント 6

その通りですね。ほんと、そう思います。
ガイドブック、ついたその町で買うのが一番いいかもしれません。
海外のガイドブックのほうが、質も量も高度だとおもいます。
by snorita (2008-08-28 09:31) 

こんにちは！
本当に、自分で旅を作る感じが少なくなってきましたね。
これからは、地図だけの方がイメージが広がって行くかもしれませんね。書き込みのできるガイドブックなんてあったら楽しいかもしれませんね。「ガイド」にはならないけれど・・・。
by はちゃぷ (2008-08-28 11:19) 

確かに！韓国のガイドブックも、なんかイマイチでした。あと、ガイドブックに載ってるレストランっていうのも、結構「どーかなぁ？」ってのがありますよね。snoritaさんのおっしゃるとおり、海外だったら、海外版ガイドブックの方が充実度はあるとおもいます（ただし、物凄く重かったりしますけど（笑））。
by ミホ (2008-08-28 11:33) 

☆snoritaさん、こんにちは。
ミシュランやプラネットアースは、ちゃんと見どころが載ってますよね。
しかし、日本のガイドブックはそこまで網羅してなくても、昔はちゃんと見どころが載っていたのに、そういうのは売れなくなってきたんでしょうね。

☆はちゃぷさん、こんにちは。
地図を見るのも楽しいですよね。
私も買い物や食べ歩きは好きですが、それだけってのは・・・・やっぱりさびしいですよね。

☆ミホさん、こんにちは。
ミシュランのガイドブックの翻訳版というのが昔、出版されておりまして、シャイヨ宮の女子修道院の説明には、ルイ14世の愛妾が強制的に入れられたなんていう記述が満載で、私としては「たまらない」ガイドブックです。が・・・周囲のパリ好きの女子にはいっこうに受けません（笑）。
by chicory (2008-08-28 22:20) 

ガイドブックといいながら、旅行会社が提携先の店を紹介しているものもあったりしますし、現地の情報とは結構食い違っていたりしますよね。観光客価格の店ばかり紹介し、本当に安くて地元で人気のいい店は載っていなかったり……。
以前、日本のイタリアのガイドブックの土産物特集ページを見た現地のイタリア人が大笑いしていたことがあります。「どーして、こんなフツーの洗濯バサミがガイドブックで紹介されているのか？」と。日本のガイドブックはやはり独特なのかもしれませんね。
by はるちー (2008-09-01 21:26) 

それは旅行会社のタイアップページかなにかなんですかねー。あるいはカスタム本？　これに限らず、タイアップってのも考えものですよね。
でも、現地の人から見たらしょーもない雑貨が魅力的って場合もあるんですけどね（笑）。雑貨選びや洋服屋選びでは女性誌にかなわないと思うので、ガイドブックにはしっかり名所旧跡を解説していただきたいと思います（でも売れないんでしょうね、そういうガイドブック）。
by chicory (2008-09-02 00:08)