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スマトラ島沖地震 [つれづれ]

ブログをやる気分になかなかなれないし、
震災で被害にあわれた方々への哀悼と支援はいくらやってもしたりないのですが、
意識して「普通の暮らし」に戻していかないと!と思う今日このごろ。
しかし、毎日、放射線量をチェックするようになるとは・・・
ほんとにこんなことになるなんて思ってなかった。

さて、2004年の暮れにスマトラ島沖地震が起きました。
このときも津波の被害が大きく、ニュースを見ながら愕然としたものです。
実は、年明けすぐにタイのチェンマイへの旅行を予定していましたが、
タイでも南部のリゾート地などで驚くような被害が出ました。
結局、チェンマイでは被害もなかったので、
予定通り旅行を決行することに。

トランジットしたバンコクでは空港では各国からの救援隊や医師団で
騒然としていたましたが、チェンマイはのんびりムード。
このときは、ヘルスリゾートっていうんでしょうか、
デトックスやヨガ、マッサージ、スパなどが受けられて
食事も野菜中心というような、中心部からちょっと離れた施設への旅でした。
ある意味、隔離された施設なので、たくさんの従業員さんとも
顔見知りになります。
特にマッサージやサウナの予約を入れるセンターのお姉さんは、
英語ができるので、一日に何度か会話をします。
そのときに「日本からたくさん義捐金を送ってくれてありがとう。
ここは日本のお客さんは少ないけど(2組目だったらしい)、
キャンセルせずに来てくれてうれしい(けっこうキャンセルがあったらしい)」
と言われました。
まさかお礼を言ってくれるとは思わなかったので驚きましたが
(お礼といっても、私個人ではなくて日本政府に、なんですが)、
「早く元通りになるといいですね」とか
「tsunamiって怖いね」とかいう会話をしました。

さらにアーユルヴェーダをしてくれたお姉さんや
レストランのおじさんからも義捐金についてのお礼の言葉をもらいました。
お客さんである私への挨拶代わりというのも当然あるでしょうが、
日本の義捐金が比較的高額で、
その決定も迅速だったせいもあるのかもしれません。
しかし、3度もお礼を言われると、
お恥ずかしいくらいの些細な額ですが、
日本で募金に応じていなかったらちょっといたたまれなかったかも・・・。

今、反対の立場になると、
世界各国からの支援や励ましが本当にありがたい。
これからは、この励ましに対して、
ちゃんとお礼の言葉を伝えていくべきなんでしょうね。

ちなみにタイマッサージは、その気持ちよさにはまって、
帰国してからもちょいちょい行くんですが、
アーユルヴェーダは極楽のような気持ちよさにも関わらず、
日本では高くて行けません(泣)。


Walk on, walk on with hope in your heart

このたびの地震で亡くなられた方々、被災された方々に
心からお見舞い申し上げます。
不眠不休で救済、復興、原発処理に当たられている方々にも
敬意を表します。

10日前とは、私たちの住む世界がすっかり変わってしまったような気がします。
東京に住む私は、ほとんど被害がなかったにも関わらず、
ニュースを見聞きするだけで、打ちのめされます。
こんな命のとられ方を誰が許されるでしょうか。
こんな理不尽があるでしょうか。
被災された方と、無事だった私は、
住んでいる場所、たまたま居た場所が違っていただけです。
その差しかないんです。

さらに原発の問題や地震と津波の被害の大きさを思うと、
日本はこれからどうなるんだろうという気もしてきます。
はたして神戸のように復興できるのか・・・。

ただ、もちろん節電はしないとしょうがないんですが、
なるべく私たちが普通の生活をしていかないと
経済がまわっていかないのも事実。
被災地の方のことを思うと、いつまでもめそめそしているわけにはいけません。

こういうときに聴く You'll never walk alone には
やはり勇気づけられます。
今ほど Walk on with hope in your heart という歌詞が
胸にしみるときもありません。
下の写真は、自分のiPod nano。
買った時にはあまり深く考えもせず、
you'll never walk alone という文字を入れたのですが・・・。
画像 002.jpg

かわいい新ユニフォーム [フランス語]

以前、新しいフランス代表(サッカー)のユニフォームを
ご紹介しましたが、
http://englishreading.blog.so-net.ne.jp/2011-01-20
このほど遅れてアウェイキットも発表されました。

これが、なんともかわいい。
サッカーのユニフォーム・・・て言うか普通のボーダーT?
セント・ジェームスでもプチ・バトーでもなくナイキです。
しかし、縦縞のユニフォームはよく見ますけど、
横縞はラグビーの太い縞でしか見たことない。
france-500x303.png
ものすごく、さわやかなんですが、いいの? 勝てるの?
ちょっとラブリーじゃない?
まぁいっか。かわいいからw
代官山当たりのセレクトショップに置かれそうな予感も。
ふつうのTシャツに比べると丈が長めだと思うので、
細いパンツに合わせるとかわいいかも・・・・
って、普通に着る気にさせるデザインです。やっぱり。

こちらが宣伝動画。
古いフランスの船員スタイルなんだとか。
しかし、相変わらず、自分のヒアリング力のなさを実感ですわ・・・。



過去50年で最もスタイリッシュな50人(GQ) [つれづれ]

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「華麗なるギャツビー」でロバート・レッドフォードのことを思い出し、
検索してみたら上のような画像を発見。
昨年末のGQ(アメリカ版)の特集、
「過去50年で最もスタイリッシュな50人」。
サブタイトルが「そして彼らから学べること」と
実用に落とすところもさすがアメリカ。

さて50人の中には、ロバート・レッドフォード以外に
モンゴメリー・クリフト、ウィリアム・ホールデン、ケイリー・グラント(!)、
ゲイリー・クーパー、グレゴリー・ペック、シドニー・ポワチエというクラシックなところから
リバー・フェニックス、ジョニー・デップの最近の人気ものまで網羅。
意外にアルバート・フィニーがかわいい。
この人、若いころはハンサムという範疇に入れていいくらいなんですよね。
さらに三船敏郎が選ばれているのが、
日本人としてうれしい。
当然、黒澤映画あってのことでしょうが、
世界に通用するかっこよさ・・・っていいですね。
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ところで、ロバート・レッドフォード。
「華麗なるギャツビー」も「ホット・ロック」も、
実際のところミスキャストだった気がします。
なにしろ、ハンサムすぎるんですよ。ダメ押し的に派手に金髪だし。
知的なムードすらある。
「ホット・ロック」なんか貧乏くさいコソ泥の話なのに、
風貌が爽やかすぎ。
「大統領の陰謀」の記者役ですら、ハンサムすぎ。
大メロドラマの「追憶」は、そういう意味ではすごく
はまっていました。私は好きですが、ほとんどの男子は
この映画を見ると眠くなるようです。

実生活では、映画監督として押さえた味わいのいい映画をとったり、
さらにサンダンス映画祭を主宰したりと、
映画の役柄より、はるかにかっこいいのでした。

フットボーラーと読書 [読書]

なにかのサイトでスティーブン・ジェラードが好きな本を上げていて、
それが「二十日鼠と人間」だったのがちょっとした驚きでした。
最近のベストセラーやミステリーでなく、
なんとまぁクラシックな本を!
アスリートって、自己啓発本とか、軽いビジネス本とか
読んでそうですけど、ジェラードはいい趣味なんだな。

ハツカネズミと人間 (新潮文庫)

ハツカネズミと人間 (新潮文庫)

  • 作者: ジョン スタインベック
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1994/07
  • メディア: 文庫


「怒りの葡萄」や「エデンの東」より、はるかにこの本のほうが好きです、私も。

ちなみにジェラードの自伝は邦訳されてませんが、
これ、なかなか面白いんですよ。
サッカー好きな人は英語の勉強にもなるので、お勧め。
チャンピオンズリーグの決勝、対ミラン戦で3点ビハインドをひっくり返す試合は
結果を分かって読んでいてもハラハラします。
でもそんな中でも、コイントスで3連敗するくだりなんか、なかなか笑わせる描写も。
シェフチェンコは敵ながらあっぱれと誉めてますが、
ガットゥーゾは口だけでたいしたことないなんてことを、実名で書いてあります。

Gerrard: My Autobiography

Gerrard: My Autobiography

  • 作者: Steven Gerrard
  • 出版社/メーカー: Bantam
  • 発売日: 2007/09/25
  • メディア: ペーパーバック


で、かつてのジェラードの同僚で、
元リバプール、現レアル・マドリードのシャビ・アロンソもまたクラシックなご趣味で、
好きな本は「グレート・ギャツビー」なんですと。

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)

  • 作者: スコット フィッツジェラルド
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2006/11
  • メディア: ペーパーバック


学校で習った本をそのまま言っているだけなんじゃないかという
気もしないでもないですがw
まぁ、でもスペインじゃ、アメリカ文学が教科書に載ることはないでしょうか。

はるか昔、学生のころに読んだ、映画の「華麗なるギャツビー」の写真が
あしらわれた新潮文庫も懐かしい(そして味わい深い)ですが、
やはり村上春樹訳のほうが、すんなり読めたのも事実。
確かに名作です。

はからずとも二人ともアメリカ文学になってますね。
そして服装傾向も似ている二人・・・。
(合成写真だと思いますが、左がジェラード、右がシャビ・アロンソ)
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