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フットボーラーと読書 [読書]

なにかのサイトでスティーブン・ジェラードが好きな本を上げていて、
それが「二十日鼠と人間」だったのがちょっとした驚きでした。
最近のベストセラーやミステリーでなく、
なんとまぁクラシックな本を!
アスリートって、自己啓発本とか、軽いビジネス本とか
読んでそうですけど、ジェラードはいい趣味なんだな。

ハツカネズミと人間 (新潮文庫)

ハツカネズミと人間 (新潮文庫)

  • 作者: ジョン スタインベック
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1994/07
  • メディア: 文庫


「怒りの葡萄」や「エデンの東」より、はるかにこの本のほうが好きです、私も。

ちなみにジェラードの自伝は邦訳されてませんが、
これ、なかなか面白いんですよ。
サッカー好きな人は英語の勉強にもなるので、お勧め。
チャンピオンズリーグの決勝、対ミラン戦で3点ビハインドをひっくり返す試合は
結果を分かって読んでいてもハラハラします。
でもそんな中でも、コイントスで3連敗するくだりなんか、なかなか笑わせる描写も。
シェフチェンコは敵ながらあっぱれと誉めてますが、
ガットゥーゾは口だけでたいしたことないなんてことを、実名で書いてあります。

Gerrard: My Autobiography

Gerrard: My Autobiography

  • 作者: Steven Gerrard
  • 出版社/メーカー: Bantam
  • 発売日: 2007/09/25
  • メディア: ペーパーバック


で、かつてのジェラードの同僚で、
元リバプール、現レアル・マドリードのシャビ・アロンソもまたクラシックなご趣味で、
好きな本は「グレート・ギャツビー」なんですと。

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)

  • 作者: スコット フィッツジェラルド
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2006/11
  • メディア: ペーパーバック


学校で習った本をそのまま言っているだけなんじゃないかという
気もしないでもないですがw
まぁ、でもスペインじゃ、アメリカ文学が教科書に載ることはないでしょうか。

はるか昔、学生のころに読んだ、映画の「華麗なるギャツビー」の写真が
あしらわれた新潮文庫も懐かしい(そして味わい深い)ですが、
やはり村上春樹訳のほうが、すんなり読めたのも事実。
確かに名作です。

はからずとも二人ともアメリカ文学になってますね。
そして服装傾向も似ている二人・・・。
(合成写真だと思いますが、左がジェラード、右がシャビ・アロンソ)
tumblr_lbwv8faXyj1qddnsso1_500.jpg
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keisuke

高校生のときレッドフォードとミア・ファローが表紙の文庫本持ってました。古本屋で50円くらいだったような。私はライ麦畑とかしみついているので野崎訳の方が好きかも。
by keisuke (2011-03-06 01:08) 

chicory

私もその版、持ってました(懐かしいw)。60歳越えたら英語を勉強して、原語で読めるようになりたいものです(ホントか?)。そういえばシャビ・アロンソはレッドフォードに似てる気も。
by chicory (2011-03-06 05:46) 

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