流跡 [読書]
なぜなんでしょう。
やはり師走はあわただしい。
見ようと思っていたテレビはHDにたまっていくし、
読もうと思っていた本は横積みにされていく・・・。
でも、この本は読んでよかった。
堀江敏幸からのドゥマゴ賞だということで手に取りましたが、
この時期にこういう本を読むことができてよかったと思います。
忙しい時期はなぜかエンタメ系にいきがちですが(私は)、
味わいが濃縮された純文学(死語?)は一条の光明でした。
話のすじは、あるような、ないような。
虚なのか、実なのか。
でも確かになにかがつながって流れていく。
そんな本でした。
いや、面白かった。
今年のベストか。
作者は院生というから、20代半ばくらい?
すでに次回作が読みたいです。私は。
と、パタンと本を閉じると、
大掃除どころか小掃除もできていない部屋が
目に入るのでした。浮世は厳しいのう。
こちらで見たビスケットを近所のお店で見つけて、買って食べてみたら香ばしくておいしかったこと!
スケートのことも、本のことも、自分にはないちがう世界をのぞけて、刺激になります(^^)
by きこじじ (2010-12-15 10:40)
おー、Lotusのことでしょうか。あれ、おいしいですよね。気に入っていただけて、よかったです(ほっ)。
きこじじさんにも、いつも刺激をもらってます。こちらこそです!
by chicory (2010-12-16 00:49)
ホントに師走って…。どうしてこういろいろな用事が重なってくるのでしょうか…。不思議な現象かもしれません(笑)。
今年も残り少ない中、これだ! という1冊に出会えたなんて、奇跡的ですね^^ 最近は水嶋ヒロの本とかも話題になっていますし、chicoryさんのこの記事をみて、若い人の作品に触れてみようかな…なんて思い始めてしまいました♪
by うさ (2010-12-18 23:47)
ほんと、やることが、なにかと重なっちゃいますよね! 早くゆっくりしたいです。
お願いですから、水嶋ヒロといっしょにしないでください(笑)。
by chicory (2010-12-19 11:05)