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多読:ファミリー・ダンシング [英語多読日記レベル3~]

オリンピックにかまけているので、読書量がめっきり落ちてます。ははは。

アルクのペーパーバック・マラソンの中から今月読んだのは、
David Leavitt の Family Dancing

61年生まれの作者、Leavittは、自らの世代を
ニュー・ロスト・ジェネレーションとかイン・ビトウィーンとか呼んでいます。
60年代の強烈なカウンターカルチャーには間に合わず、
かと言ってPC(マック)やMTVの世代には遅すぎる。

私は彼よりちょっと遅い生まれですが、
確かになんとなくわからないではない。。。気がします。
下の世代とも上の世代とも違うけれど、
じゃあ何がある世代かと言われると、たいして何もない。

短編集のFamily Dancing は、短編集。
すべて普通の家族の間の小さな軋轢を描いています。
不倫、離婚、ステップペアレンツなどなど。
声高に何かを言うわけじゃないけれど、今は生きる人にはけっこう身近なテーマです。
古典だとこんな切実感は感じられません。
まぁ、ちょっと辛気臭い感じはなくなないけれど、
どれも人と人との間の心理描写が読み応えがありました。

アメリカって、面白い短編が多いように思いますが、
きっと発表媒体が多いんでしょうね。

面白かった度:★★★★☆
語数:17000語
レベル:4
累積語数:461035語

↓和訳ありました

ファミリー・ダンシング

ファミリー・ダンシング

  • 作者: デイヴィッド レーヴィット
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 1988/02
  • メディア: 単行本



タグ:多読
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Windmill

62年生まれですが
どんどん たこ焼きの値段が
あがっていくのに こずかいはあがらなかったなあw
by Windmill (2008-08-19 00:29) 

はちゃぷ

「どこにでもありそうな・・・」というのが、実は一番興味をそそられますよね。
面白い作品を、その書かれた言語で理解できるというのは、改めてたのしく、素晴らしいことだと思いました。
お忙しそうなのに、ちゃんと読んでいらっしゃる!!
私もがんばらなくっちゃ!


by はちゃぷ (2008-08-19 20:23) 

chicory

☆Windmillさん、こんにちは。
そういえば、小さい頃、狂乱物価ってのがありましたね。
小さい頃といえば浅間山荘事件の中継を意味もわからず、見てましたが、
あれ、相当エポックメイキングだったんですねー。

☆はちゃぷさん、こんにちは。
やっぱりその言語の味ってのがあるような気がします。まだまだ英語を味わえているレベルにはいってないかもしれませんが・・・。
しかし、フランス語はけっこうまじめに2年間やりましたが、学生時代にだらだらやってた英語には結局及ばなかったのが悔しいです。はちゃぷさんは、ぜひ頑張ってくださいねー。
by chicory (2008-08-19 21:12) 

castanha

オリンピックにかまけて・・・っていうのに笑いました。
同じくですよ~
先日、思ったより見すぎてる・・・と反省しきりの人に、chicoryさんのコトバを伝えました。
「8月はオリンピックなんだし、あんまり仕事しなくていいでしょ」って言ってたの覚えてます?(笑)
私も、吹っ切れて、躊躇なく見てます。いいのかーー?(笑)
by castanha (2008-08-20 20:16) 

chicory

いいんです。そもそも仕事をする気候ではないので、
休んだほうがいいのです。
しかもオリンピックは4年に一度しかありません。
(と言ってサッカーのワールドカップとか冬のオリンピックとかに
遅刻しまくっていたのは私・・・)
でも、楽しんで見られるものがあるって、
スバラシーことだとおもいますよー。
by chicory (2008-08-20 20:41) 

講座

初めまして。
スペイン語学習と検索してたどりつきました。
いろいろな語学を学んだ経験があるんですね。
学べる学校も今はネットで簡単に検索出来るのでいいですよね。
by 講座 (2008-08-21 20:52) 

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